(1週間前にも8000字書いたのですが、1週間寝かせてから読み直したところあまりにもキモかったので書き直しました。なにやってんだろうか。)
3周でほぼ全実績解除*1+余分に1周した時点で90時間。
10年ぶりの新作だそうですが、個人的には20年ぶりくらい?(NXとLRが主で、4以降はやっていない)
全体
ACと呼ばれるロボットに乗って(?)*2戦う、最近のいわゆる「フロムゲー」の要素を取り入れたアクションゲーム。
戦闘システムの大幅な変更が入った割に、思った以上に操作感がプレイしていたLRの記憶に近く、「これはACですわ」という感じ。(ただしタンクを除く)
その変更されたシステムもリソース管理のゲーム性導入と同時に十二分に爽快感があり、まぁ議論はありそうですが非常に考えられていてすごく良い。
ストーリー的にもまぁACのイメージに近いものでした。ブリーフィングでの背景説明が丁寧だったり、ミッション後に挟まれる会話で話が追いやすくなっているのはかなり良い変更点で、独自用語や固有名詞が多いストーリーでも十分理解できました。(NXでは、何故あの最後なのか当時よく分からなかったし…)
難易度
難しいと言われますが、過去作のNX、LRよりは簡単でした。
ルールと遊び方が分かれば、詰まったときに数回のアセンブルと立ち回りの試行錯誤すればなんとかなるレベル。 NXみたいに燃え上がってハメられることもしないし、LRみたいに腕がもげて絶望的にもならないし、 システム的に強い武器が分かりやすいし、ボスは大抵分かりやすい弱点があるので、こだわりなくクリアするだけならアセンブルもあまり悩む必要がなかったり。
また、死にそうなポイント直前にチェックポイントが来るようにレベルデザインが考えられているので、基本的にエルデンリング同様にリスタートが早く、試行錯誤もやりやすくなってます。
というか全体的にはエルデンリングよりも簡単かも。 まぁERはレベルという救済措置がありますが、ACVIにはレベルがないので、その点で1周目の最終的な難易度はこっちの方が上かな…少なくとも特段難しいということはありません。
あと直近(2023-09-13現在)で難易度調整されているようなので、これからプレイする分にはクリアしやすくなっているんじゃないでしょうか。
ゲーム性の変更
個人的には「ロボ感は減ったり増えたりだがゲームとして面白いのでアリ」という評価。
スタッガーは「なんで今まで全く問題なく飛んだり跳ねたりしていたロボットが、ゲージが溜まりきった瞬間にいきなりよろめいて動かなくなるのか」とは思いましたが、明確にゲーム性が導入されているので全然良い変更だと思いました。ただし、上述したように「システム的に強い武器が分かりやすい」というのはシステムレベルで弱い武器が結構あるのと表裏で、その点に関しては微妙かもしれません。(具体的に言うと、エネルギー武器は軒並み不遇。*3)
後は「すべての装備が同時に使える」点。一斉射撃って機械っぽさがいいですよね。
まとめ
「タンクが爆速」「落ちてもミッション失敗にならない」「パーツの廃熱がない」「パーツ数が少ない」とか他にも色々論点あるんですが、戦闘もアセンブルもストーリーも綺麗にまとまっていて、どんなに悪く見積もっても「数年に一本レベル」を下回らない素晴らしい作品。
とりあえず今年の新作ゲームは面白いのが多すぎて「疲れるからもうちょっと分散して」という気分。